2018.11.5 ティエリーマルクス氏と岩手の食材産地見学へ 3

次は八幡平まで
まずは昼食
八幡平市にあります「ファビオ」さんで焼肉!耕野さんでいただいたリーフをサラダに
オーナーの高橋さんからは八幡平サーモン、そして石黒さんからいただいたホロホロ鳥!
次に見学に行く八幡平マッシュルーム!他にも県内の美味しい食材が色々!
御飯がとまりませんでした(笑)
そして「ジオファーム八幡平」さんへ
到着した一行を迎えてくれたのは小梶さんとでっかい馬!名前は聞き忘れました。。。
小梶さんの案内でマッシュルームを作るうえで大事な土台となる馬ふん堆肥の作られている場所へ
旭の湯の温泉を使い温められた馬ふんは発酵をはじめその発酵熱はなんと90度以上まであがります!
そして出来上がった堆肥から沢山の栄養を吸ったマッシュルームはとても大きく、しっかりとした食感
濃厚な味に仕上がります!成長スピードも速く少しの時間で一回りも大きくなるとの事なので驚きですね
マッシュルームが育った後の堆肥、こちらもまた別の肥料として活躍します
競走馬などから現役を引退した馬たちを預かり活躍の場を作る
まさにともに足並みをそろえて一緒に歩んでいく、とても素敵な環境ですね
最後に「清水川養鱒場」さんへ
こちらでは高橋さんに虹鱒「八幡平サーモン」の紹介をしていただきました
八幡平サーモンは日本銘水百選の金沢清水を使用し
小麦、魚粉、魚油などを配合した餌を与えて、3年と長い月日を重ねて育てあげられます
この数でもほんの一部、大きい物で1匹3~4キロにもなるそうです!
綺麗なオレンジ色の身は脂が乗っていて特徴的な粘りと濃厚な味があります
アスタキサンチンが多く含まれている証拠です
なんと!チョウザメの飼育も一緒に行われてました!初めて生で見ましたがデカかったです!
最後に参加者の皆さんで写真を撮り帰路へ向かいました
岩手の広大な自然は時に暖かく時に厳しくいろいろな顔を見せます
そんな自然と向き合いすばらしい食材を育む生産者の方々の想いを皆様へお届けする
改めて調理師と言う自分たちの仕事の重要さを考える1日となりました
そして「縁」とは大切な物ということも学びました
生産者の方々、フランスからはるばる来て下さったマルクス氏、ご一緒させていただいた皆さま
ありがとうございました!
以上、青い上着にメガネの松田でした!